2012-02-03(Fri)
男は熱に弱い生き物なのか、38度でこの世の終わりのような顔をしている。
病に倒れた夫は、大変手がかかる。
ウッ ウッ ハァ ハァ ハァ…
寝床から病人オーラを、家中に放ち続ける。
呻く夫を看病し、病人食を作り、何とか熱は3日で下がった。
やっと会社に送り出した翌日、子ども達は冬休みに入った。
今年の小中学校の冬休みは例年より長く、なんと20日間。
看病明けから一転、連日人の出入りが増え、家が騒がしくなった。
ああ、一人の時間もままならない。
新学期が始まるのを、私はひそかに楽しみにしていた。
しかし、一人の時間はほんの一瞬だ った。
新学期から1週間で、次男がインフルエンザに罹ってしまった。
マジかよ。
また看病生活ですか。
次男はとても健気な病人で、熱にじっと耐える。
食事を作っても、熱を測っても、布団をかけても、真っ赤な顔で何とか笑顔を作る。
おかあさん… ありが…とぅ…
かっ 可愛い。
難点なのは、あやとりしようだの、勉強を教えてくれだの、図書館に行こうだの、別の意味で要求が多いとこ。
健気な子どもは、どうも邪険にしにくい。
結局のところ、私の時間はない。
学校では、熱が下がった翌日から2日間、菌が抜けるまで自宅待機が鉄則。
最短の3日で熱が下がったとしても、5日は必ず休まねばならず、大抵が9連休にな� ��てしまう。
冬休み明けの9連休は痛いよ。
それでも無事治って、小学校へ送り出した。
今度こそ私の自由時間だ!
しかし翌日、長男がふらついて帰ってきた。
弟のインフルエンザがうつったのね。
長男は熱が上がりやすく、小さい頃は熱性けいれんを起こしたり、結構看病が大変。
病院からも、子どもを家で一人にしないようにと、再三言われている。
長男は看病に手はかからないが、一番目は離せない。
立て続けに9連休か。
ああ…
病人オーラを放つ夫と、暇をこじらせた次男と、目が離せない長男と。
何であなた達はそうなんだ。
やっと長男も完治し、明日から学校に行けるようになった日。
担任の先生から連絡が入った。
「明日か� �3日間、学級閉鎖になりました」
いやーーーーん。
このタイミングで??
次から次へと、何処へも行けないじゃないか。
本を読むだけの隠居生活。
そろそろ私に自由時間を下さい。
あなたは私の子の歌詞です。
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