起業のきっかけ、動機
梶川 貴子さん
都道府県東京都 年代40代 業種コンサルタント
スパの企画運営・教育・コンサルティング
ITベンチャー企業の立ち上げに参画したのも束の間、7ヶ月で日本撤退が決定。残された社員300人を守りきれなかった自分のあまりの力のなさ、自信のなさに、大きな挫折感を味わい、精神的にまいっている時に、ホテル受託運営会社のザ・ウィンザー・ホテルズインターナショナル社長の窪山哲雄さんに会いました。私のあまりにも疲れた顔に「北海道でリハビリをしないか」と声をかけてくださったのです。当初は本当にリハビリのつもりで行った北海道でしたが、ホテル再建のために、初々しいホテルの従業員たちががんばっている姿に心を打たれ、マーケティングを引き受けることに。そこで初めてスパ事業に着手しました。メキメキと育っていくセラピストたちから人材教育の大切を学ばされました。「フェニックス・シーガイ ア・リゾート」の再建でもスパを導入。それらの経験から健康事業が今後ますます伸びていくという読みもあり、いつしか志のあるセラピストたちがキャリアアップできる場をつくりたいと思うようになりました。「フェニックス・シーガイア・リゾート」の再建の仕事が終わった後、別の企業から仕事の誘いもあったのですが、夫に「ホントにそれ、やりたいの?」と言われてはっとし、ITベンチャー企業時代、社外アドバイザーで、日本マクドナルド創業者の故・藤田田さんの言葉を思い出しました。「本当にやりたいことがあるのなら、自分のリスクで、小さく産め」。そこで、今度は自分で事業をしようと、スパ業界で起業することにしたのです。
祢津 順子さん
都道府県神奈川県 年代40代 業種講師
超初心者を対象としたパソコン教室
参加したパソコンボランティア(パソボラ)で、脳性麻痺のために話すことができず、外出は電動車イスを利用されている同年齢の女性のパソボラ仲間と出会い、人生が一変しました。意思伝達方法は文字盤とメール、そして顔の表情だけでしたが、彼女はパソコンを通じて社会に参加し、自分のホームページで自己表現をしていきいき暮らしていました。そんな彼女などとの出会いから、これからの時代は障害のあるなしにかかわらず、外出機会の少ない高齢者にもパソコンは大切なツールになると確信しました。しかし、肝心の熟年世代にわかりやすく説明してくれるパソコン教室がない。しかも受講料は高額。なんとかできないものかと思っていた矢先に、パソコンインストラクターの仕事をすることになりました。ところが、教� �ることはマニュアルどおりに限定され、決められた時間内で習得できてもできなくても卒業させてしまい、個人対応は許されませんでした。生徒さんから「教室にあるパソコンと、自宅にあるパソコンでは機種が違うので、なかなか操作が覚えられない」という声も聞き、それなら自分のノートパソコンを持参してもらい納得がいくまで、とことんお付き合いのできるような教室があったらいいはず。ないのなら自分でつくろうと思い、起業を決心しました。
新関 さとみさん
都道府県山形県 年代30代 業種食品製造
山形の伝統を残す漬物の製造販売
私が嫁いだのは、山形の古き良き風景がいまだ残る西部の田園地帯「大曽根」でした。義母は、地元の漬物名人で、近所の方から分けてもらった大量の季節の野菜を、瞬時にしておいしいお漬物にしてくれました。その義母の手際の良さ、味付けのセンス、そして新鮮な野菜の味に心から感動。そして、夫の「うまい。やっぱり、かあちゃんがつくるこの漬物最高だな。キャベツときゅうりの浅漬けが出ると、もうすぐ春祭りだな」などという言葉からもわかるとおり、漬物に四季を感じることが山形の伝統文化なのだと、この地に嫁いで知りました。子どもが生まれたことから、今度は私がこの味を受継いでいかなければというより強い想いを持ち、義母から少しずつ漬け方を教えてもらうようになりました。漬け物の魅力にどんどん� �まっていき、せっかくつくったのだから売ってみようと、農産物直売所で販売してみたところ、売れたのです。嬉しかったです。また、多くの方から漬け方を聞かれるようになり、「山形は漬物産地なのに、意外とその漬け方を知らない人も多いんだ。核家族化の進む現代では次世代に受け継ぐことが難しく、また当たり前すぎて、教えてくれる人がいないのかも」ということに気づいたのです。そこで、義母にも協力してもらい、起業する決断をしました。
伊藤 麻美さん
都道府県愛知県 年代30代 業種コンサルタント
人事制度改革アドバイス・マーケティング事業
もともとキャリア志向だったこともあり、広島で勤めていた旅行会社では、「立身出世」を目指していました。しかし、いくら会社の業績アップに貢献しても、後輩の男性が自分よりも先にキャリアアップしていくなど、男女の待遇格差に幻滅する事柄がたくさんありました。そんな状況だったので、いつからか「自分の力を独立して試したい」と思うように。決定的だったのは、社内ベンチャーを創出するための社内ビジネスプランコンテスト。私は2次審査まで行けたのですが、その2次審査での面接官とのやり取りを通して、いかに自分は経済観念や社会経済の知識が乏しいのかと思い知りました。もちろん2次審査には通るはずもなかったのですが、その経験から 「負けたくない!」と思った私は、ビジネス誌や経済誌を読みあさ� �などの勉強をスタート。その中で企業年金制度「日本版401K」(*)を知り、社会保険労務士資格を取得して、その制度のエキスパートとして独立したい!という夢を持つようになりました。現在は、人事制度改革と、女性のキャリアデザインに関わる事業に注力していますが、起業当時はとにかく「日本版401K」(*)の専門家を目指していましたね。
木下 優子さん
都道府県東京都 年代20代 業種アパレル
ウェブサイトでユーザー参加型の商品開発
大学4年次に、大学のゼミ(財務・ビジネスプラン構築技法)で、自らのビジネスアイディアを発表し、半年間ビジネスプランを構築しました。ゼミの最終プレゼンで、担当教授に、「これ、いけるよ。誰かやらないの」と言われたのが、起業を考えるきっかけとなりました。
最終的に覚悟を決めたのは、「大学から世の中に対して、具体的な価値を提供したい」という思いからです。大学時代の活動を通して、「純粋な視点で、真実に向き合える」研究活動に楽しみと意義を見出していた一方で、それを自己満足に終わらせるのではなく、研究成果を世の中に提案し、生かしていく方法が必要だと思いました。ゼミで提案したビジネスプランは、経営情報学の研究(インターネットを活用し、ユーザー主導で商品開発を行うプラットフォームモデル)に基づくプランでした。そこで、大学院に進学し、研究を掘り下げると同時に、実践を通じて、具体的に生きたモデルを構築して提案していくことを自らのミッションにすることを決心しました。
小栗 美恵さん
都道府県北海道 年代40代 業種食品製造
アイスクリーム販売とレストランの運営
経済的に自立したい。その一心でした。私は高校生の頃、医師から心臓が悪いので出産できないと言われていました。結果的にはそんなことはなかったのですが、ずっとそう言われていたので、出産できないということは結婚もできないに違いない。だったら、「自分を自分で養わなくては!」と。そんな気持ちが人一倍強かったんです。ですから、農業をしているのに見返りの報酬がないこと、農家の女性同士でどこかへ行こうと計画しても、家族の許可を取らなくてはいけない、農家ならではの保守性が多かったことが辛くて……。悶々とするばかりでした。ですから、農協にいちご栽培を広めようとする普及員にたまたま「いちごの栽培をやってみないか」と声をかけられた時は、とにかくやりたい、これがチャンスだと飛びつき� �した。もちろん、家族は大反対でした。でも、定植する前日まで反対されましたが、女の意地を通してやり切りました。
北村 佳子さん
都道府県宮城県 年代40代 業種福祉
uはそれが行われたい場合は右のそれを自分で行う
生活弱者のための日常生活サポート事業
みやぎ産業振興機構が主催する「起業家講座」を受講したのが、大きなきっかけです。最初は事業というよりも、発明に近い商品アイデアの製品化を考えていたのですが、講師から「夢物語ではなく、自分の強みを生かして自分でできることで起業しなさい」とアドバイスをいただき、起業を真剣に考えました。訪問ヘルパーとして働いていた時、日常の家事サポートはしてもいいのに、ホコリで曇った窓ガラスを拭くのはいけないとか、病院の前まで介助するのはいいけれども、病院内の介助はいけないなど、介護保険内でできるサポートには限界があることを感じ、もどかしかったんです。もともと雇われて働くよりも、自分で仕事を生み出して自分の意思で働きたい、という気持ちも強かったですし、人と接する仕事が続けたかっ� �のです。だったら、目の前のニーズに応えるサービスで起業しよう、と決意したんです。
泉 真弓さん
都道府県高知県 年代20代 業種アパレル
オリジナル和布製品の製造・卸し・販売
ものづくりが好きな一家に生まれたこと、美術系の短大で学んだこと、アパレルメーカーの手伝いをしたことなどの影響を受け、当時、高知県では珍しかった雑貨店を始めました。東京の雑貨メーカーからヨーロッパ雑貨などを仕入れて販売していました。でも、ものづくりがしたいという気持ちがあり、もんぺとして使われていた生地を使い、子ども服をつくってみたら、とってもかわいかったのです。日本の和の商品は当時、野暮ったいなんて言われていましたが、配色や刺繍など愛らしいものが多い。それなのに着るのはお正月や夏の浴衣くらい、ともったいなくて……。日本の文化を残していくには、デザイン性が高く、かつ、お洗濯もジャブジャブできる、そんな日常に使えるカジュアルさが必要だという使命感を感じました� �そこで、和布を使ったファッションを提案しようと、有限会社ほにやを設立しました。
甲斐 愛子さん
都道府県宮崎県 年代40代 業種住居
戸建住宅の建築・リフォーム・施工
たまたま、ルドルフ・シュタイナーの教育思想に関する講演に行ったことが転機になりました。シュタイナーの哲学や思想を聞いているうちに、潜在的にあった勤務する保育園と自分との教育に対するズレを明確に意識し出しました。そうしたら、自分が50歳、60歳になっても保育士を続けているのだろうか、と想像しても、その姿が描けなったんです。このまま私は、将来像が描けないまま年を重ねていくのだろうか、と不安にかられました。何かがしたい。でも、その何かがわかないまま20年勤めた保育園を退職し、様々な職業を探していきました。保育園では造形教育を専門的に行っていたこともあり、ものづくりがしたいと住宅に関する勉強ができる職業訓練センターへ。そこでの経験を通して大工になりたいと思い始め、40代にし て大工見習から始め、勤務先の社長の助言もあり、4年後に独立の道を選びました。
小出 史さん
都道府県熊本県 年代30代 業種食品製造
天草の自然海塩の製造・卸し・販売
テレビ放送局に勤めていた時、通詞島を取材しました。その島で製塩する塩職人の長岡秀則さんに話を聞き、お土産で塩をもらって帰り、母にプレゼントしました。しかし、母は特別な塩だからと、塩をしまい込んだままだったのです。それから数年後、離婚を経験した私は、すっかり元気をなくし、何を食べてもおいしさを感じられない毎日を過ごしていました。そんな時に母がふと通詞島の塩を思い出し、それを使って「いわしの塩焼き」をつくってくれたのです。そのおいしさに感動した私は、通詞島にプライベートで訪島し、長岡さんと再会。自然豊かでゆったりした時間の中で話しているうちに、元気を取り戻しました。そして「この塩を広めてもらえないか」と長岡さんから言われた言葉が忘れられず、私に元気を与えてく� �た塩を多くの人にプレゼントしたいと、事業を引き継ぐ決断をしたのです。
岡田 由佳さん
都道府県大阪府 年代20代 業種飲食・料理
自然・アレルギー対応食品などのネット販売
長男の離乳食がスタートし、卵の入った料理を食べさせた途端、体中に湿疹ができ、医者にアトピーと診断されたことがきっかけです。外食は簡単ではありませんでした。お子さまランチに入っている定番には、オムライスに揚げ物、スパゲティ、プリンと卵や鶏肉が混入している可能性が大きいです。自宅で料理をつくるときも、卵や鶏肉を除くだけでなく、調理器具や食器もアレルギーのあるものに一切触れないようにしなくてはいけないですし、非常に大変です。育児雑誌などで卵を使用していないマヨネーズやクッキーを知った時は、とっても感激して取り寄せたほどです。そこで、私と同じように悩んでいる人はきっといるはずだと考え、全国どこでも手に入れられるネット販売をやろうと思い立ちました。
今奈良 恵さん
都道府県鹿児島県 年代30代 業種旅行
家族向け日帰り温泉
地元での開業を夢みて、7年間の調理の修行の末、指宿に帰りました。しかし開業準備中に現在の「野の香」の温泉を所有していた祖父が体調を崩し、開業準備の傍ら祖父の介護をするようになりました。
祖父は「あの温泉はいい温泉だから何かしてみないか」と頻繁に言うようになりました。けれど、その時は「飲食店がしたいから」と断っていたのです。しかし、目の前で日に日に弱っていく祖父を見て、「私に何か出来ないか」と思うようになったのです。そんな時、足を運んだ保健所で、祖父の温泉が湧き出た日が、私の誕生日とちょうど1ヶ月違いであることを知りました。今考えてみるとなぜそう感じたのかと不思議なのですが、その時は、何か運命的なものを感じ、起業を決意したのです。
作山 若子さん
都道府県東京都 年代30代 業種食品製造
オーガニックに特化した飲料メーカー
大きなきっかけは、家族が幸せになる働き方がしたい、ということでした。会社に勤めていた頃は、午後9時以降に社内会議が始まることも多かったのです。家族の幸せがあってこそ仕事にも打ち込める自分の幸せがあるのに、家族の時間をあまりつくっていないことに、はたと気づきました。若い頃は「仕事か家庭か」と二者択一で考えてきたところがありますが、仕事も家庭もどっちも欲張りになってもいいんじゃないか。それなら、自分で仕事も働き方も決められる生き方をしようと起業を選んだのです。男性社会の中で戦って、女性社員の中では抜群に待遇も立場も良かったので、ずいぶん上司や社長から「何の不満があるんだ」と止められましたが、生き方は変えられませんでした。
沖 幸子さん
都道府県兵庫県 年代30代 業種家事代行
ハウスクリーニング事業のパイオニア
起業する前、仕事をこなしながら家事をするのは大変、と考え、掃除だけは自分から切り離そうと思いました。そこで、知り合いの女子学生2名に「洗剤と道具の種類、掃除方法」を紙に書いて、自分なりの掃除方法を教え込んで、週に2回、2時間の掃除のアルバイトを頼んだところ、自宅の水回りがみちがえるほどきれいになり、「人に任せる家事」の快適さを満喫したという経験がありました。そこで「掃除はマニュアル化できる!」とひらめいたんです。その後、ドイツに滞在する機会を得て、家の中を場所別に掃除してくれるプロの掃除屋さんの存在を知り、「帰国したらなんとしてでも掃除サービスのビジネスがしたい!」と思ったことが起業のきっかけです。
桑原 政子さん
都道府県大分県 年代50代 業種農林・水産
活魚・鮮魚や水産加工品の製造・販売
活動の本拠地である佐伯市鶴見は漁船漁業が盛んな地域で、まき網・定置網・船引き網・底引き網・一本釣りなど様々な漁業が営まれ、地域の基幹産業であるまき網漁業を中心に大分県内最大の水揚げ量があります。しかし、各漁業とも近年は漁獲量の減少と魚価の低迷により厳しい経営を強いられていることから、漁獲物の付加価値化が必要だと考えました。鮮魚流通しないまき網のゴマサバなどの魚は、養殖飼料として活用するため、安価取引されていたので、これを加工品にして付加価値を付けて、売れないだろうかと思いました。漁家所得の向上や地域の活性化、雇用の機会の少ない漁村女性に継続的な雇用の場を提供したいという思いで、活動を始めました。
坂口 緑さん
都道府県和歌山県 年代40代 業種通信
どのように何かで誰かがとても美しい輝きができます
コミュニティFM放送局の運営
阪神淡路大震災でした。その時、「配水車が○○公園に来ています」「息子へ 母は○○体育館で待っています」といった立て看板をラジオ局のDJが読み上げるなど、必要な地域情報を流したFM放送局の偉大さを感じ、情報が人間の命を救うのだということを知ったんです。そんな地域ならではの情報が流れるコミュニティFM放送局が、地域にあればなんと心強いだろう、と。和歌山の中でも、ここ有田は昔から「有田の谷」と言われるほど情報過疎地域で、県域のAMも入らないエリア。それに地形から、地震が起きると津波が来る可能性の高い場所でもあります。災害への備えと、地域の触れ合いがあるFM放送局を何としてもつくりたいと思ったのです。
大島 正子さん
都道府県滋賀県 年代40代 業種農林・水産
ニゴロブナを養殖し、昔ながらの「鮒ずし」を復活
父の死後、農業を継承したものの、経営は成り立っていませんでした。何か農地にて採算の合う「ものづくり」を…と模索しているなか、適地適作であり、琵琶湖の固有種であるニゴロブナを生産することを思い立ちました。その理由は、ニゴロブナは滋賀の伝統食文化である「鮒ずし」の原材料だったからです。しかし、市場は、他府県や海外からの輸入品で溢れていました。滋賀県を訪れた観光客に何よりも本物を味わってほしいという思いと、高級珍味となってしまった「鮒ずし」をもう一度、庶民の食品として次世代に育んでいってもらいたいという理念の下に、未だかつて前例のない事業に取り組むことを決意しました。
宮川 明子さん
都道府県東京都 年代30代 業種癒し
女性の身体をケアするための複合施設
離婚をしたこともあって働かなくてはいけませんでしたが、意義のある仕事をしたいと思っていました。
3人目の子どもが生まれて、母乳の味によって子どもの機嫌が良かったり、悪かったりするということに初めて出会いました。母乳の治療をして身体の弱かった私が元気になったことが、母子関係を専門にカウンセラーなどをしていた私には目からうろこのような感じがしました。女性の身体にかかわることがしたい。周産期のすごし方で、女性は若く美しくなるし、子どもは健やかに育つということで、"おっぱいおばさん"になろうと思いました。そして、助産院を開こうと思いました。
水谷 紀枝さん
都道府県東京都 年代30代 業種住居
働く独身女性のためのシェアハウス
出産を機に会社に産休を申請したところ前例がないとのことで却下されました。後に続く人が出てきても困るとのことで、直属の部長からも、子育てしながらの仕事はお客さんに迷惑がかかるからやめるべき、と諭されました。ある意味、遠回しな言い方ではなくストレートでしたのであまり怒りは湧かず、「確かにおっしゃるとおり・・・」と納得して円満退社を選択しました。
とはいっても今後ずっと働いていたい一方で、まだ何人か子どもを産むつもりでしたので、会社員として子育てしながらの就職を断念。自分のペースで子育て可能な起業を選択しました。
込山 民子さん
都道府県神奈川県 年代30代 業種コンサルタント
イーコマースに関するコンサルティング・支援事業
子どもが産まれて専業主婦だった頃、ちょうどオウム真理教の事件があったこともあり毎日TVのワイドショー漬け。ふと「これではダメだ、社会に復帰しないと」と思い立ちました。リハビリのためにと新聞の読者欄に送った投稿が一発で取り上げられて、とてもうれしくて夫に報告した時に帰ってきた言葉は「それって金もらえんの?」。アイデンティティが不安定だった時期に人に認められたことがものすごくうれしかったのに、それが伝わらなかった。「じゃあ、金を稼げばいいんでしょ!」という怒りにも似た気持ちが、すべての出発点でした。
小南 奈美子さん
都道府県東京都 年代60代 業種講師
心の教育プログラムを提供
自分の今までの経験を生かして、より幸福に満足に効果的に生きられるような機会を提供するためです。
通常、問題解決は枝葉を扱いますが、どんなに枝葉を扱っても本当の解決にはならないということを医者として、またその後の教育および会社経営などにより発見してきました。枝葉、つまり帰結を扱うのではなく、根っこである原因を扱う方法を提供したかったのです。
不登校児の社会復帰(学校または仕事)を目指すための、児童本人や親の意識改革。また、企業人の意識改革などに根本的な変化をもたらしたいと思いました。
内藤 いづみさん
都道府県山梨県 年代30代 業種心理・医療
緩和ケアの診療所、在宅ホスピス医
病状だけを診て、その人の存在、人生を見ていない医療現場にずっと違和感を感じながらも、内科の医師として病院に勤めていた時、ある末期がんの女性患者に出会いました。「家に帰りたい」という女性の言葉から、在宅で最期を迎えることを支える在宅ホスピス医に関心を寄せるようになりました。イギリスでホスピス医として経験を積み、帰国後、日本の病院に務めながら、講演活動などを始めたのですが、自分の哲学を貫き、ひとりひとりの患者と向き合うには、自分で病院を開業するしかないと独立しました。
高木 美代子さん
都道府県福井県 年代40代 業種飲食・料理
自慢のスイーツも販売するカフェの経営
大きなきっかけは離婚です。再就職も考えましたが、専業主婦歴が長かったので、慣れない仕事に就くのも厳しいと思いました。ただ、当時、ふたりの娘は高校と大学に通っていたので、その仕送りや学費などを捻出する必要もありました。もともと商売をしていた環境で育ったこともあり、自然と自分で事業する方向を向くようになりました。それでは、起業して何が自分にできるのだろうかと考え、料理が得意だったことや器が好きで集めていたことを生かしたカフェがいいのではないかと思い、決断しました。
紀平 容子さん
都道府県東京都 年代30代 業種福祉
コミュニティレストラン&デイサービスの運営
人はいずれ、ひとりになります。そういう時に地域に支えてくれる人がいる、というのは本当に心強いですし、「老後の質」を向上させる必要があると思いました。でも、自分が高齢者になった時に慌てても遅いわけで……。そこで、住み慣れた地域で安心して暮らし続けるために、健康を支える食事ができて、人と情報が出合うことができて、助け合いが生まれる場「レストラン」をつくろうと思いました。また、地域に高齢者に配慮した飲食店もなかったので、それなら自分たちでつくろうと思ったのです。
畠山 さゆりさん
都道府県岩手県 年代30代 業種Webサイト
ITを駆使して、幅広くビジネス展開
父の死をきっかけに夫と子ども2人(当時2歳、0歳)と全員無職で私の実家花巻にユーターン。当時1996年は、インターネット元年と呼ばれネットが一般家庭に普及しだした年。外資系会社勤務時に支社間がネットワーキングされていたのであの世界が一般的になったら世の中変わりそう!と実感。パソコンを購入し、実家の農家をPRするHPを独学で作成。おもしろいと各種メディアにとりあげられ、以後コンテンツ制作の道に進みました。3年の勤務を経てもっと自分の判断で仕事をしたくなり独立しました。
光畑 由佳さん
都道府県茨城県 年代30代 業種アパレル
授乳服の製造・販売
次女が生後1ヶ月の頃、子連れで中央線に乗り、大泣きされてどうしようもなくなり、悩んだ末に車内で授乳をしましたが、これでは授乳のために外出できなかったり行動を束縛される人が多いだろうと実感。道具で何とか解決できるのではないかと思いました。
その後、海外で見つけた授乳服を試しに着てみたのですが、その瞬間、羽根が生えたような開放感を感じました。この気持ちをたくさんの人に伝え、産後の新しいライフスタイルを提案したくて、自分で製作することを始めました。
清水 千佳さん
都道府県東京都 年代30代 業種国際交流
タイと日本の国際交流ビジネスを目指す
10代のイギリス留学をきっかけに自分がアジア人であること、知らないアジアがあることに気付き、その答えを探そうとたどり着いたのがタイでした。その後、タイに暮らしたり、タイに関することを学びましたが、それを活かす場所を見つけられずにいました。しかし、その後の就職や、様々な方たちと出会により、自分のタイに関する経験や知識を活かせる場所を発見させてもらいました。インプットしたことをアウトプットできるようになったと感じたのが起業のきっかけでした。
私の非常識を駆動する方法、彼女は泣いていない色をいただきました!
大津 たまみさん
都道府県愛知県 年代30代 業種家事代行
ハウスクリーニング・家事代行・整理収納
離婚をすることが決定し、夫と経営していた会社を退職することになりました。その後、働く場を求めて数々の会社の面接を受けましたが、子どもが小さいことや両親が遠方にいることなどを理由に就職はかないませんでした。子どもを抱えて女手ひとつで育てるための就職の厳しさを身にしみて実感し、それならば起業しかないと思いました。そこで、これまでの経験を生かし、「女性が働きやすい職場」の提供がしたいと考え、現在の事業で起業しました。
阪口 あき子さん
都道府県北海道 年代20代 業種デザイン・編集
全国に眠る8mmフィルムを蘇らせる会社
20歳の頃、就職活動の「自己分析」で、自分を社長向きだと考えました。学生時代は、リーダーとして活動しており、会社組織の歯車となるより、それを率いるポジションで責任持って動くことが自分には向いているし、自分の人生を充実させると考えました。身内に自営業主が多いことも影響したと思います。最初は「何の事業をやるか」にこだわりはなく、現代社会の中で人々が必要とする「何か」を生み出せる組織を築きたいと考えました。
上田 理恵子さん
都道府県大阪府 年代40代 業種育児
働くお母さんを支える病児ケアと家事代行
30歳で長男、32歳で次男を出産しました。二人の子どもを同じ保育園に入れるのに苦労したことなど、働くママにやさしくない社会を実感。第2子出産の3日前に「『キャリアと家庭』両立をめざす会」をひとりで設立。創業までの7年間に2万件の悩み相談が寄せられました。一番多かったのは、「子どもが病気の時に預けるところがないこと」。本当の意味でお役に立ちたいと、17年勤めた会社を思いきって退職し、マザーネットを創業しました。
LOCOさん
都道府県茨城県 年代20代 業種アート
人と人とのつながりを紙コップアートで体感
子どもの頃から絵が好きで、絵を描く仕事をしたいと思い美大受験。ところが3浪もしてしまい大学進学を断念。なんとかこの道を進みたいと悩んでいたときに、図書館で現在の師にあたる嶋本昭三氏の本に出会いました。この人だ!と思い手紙を送り、なんと会いに行ったその日に弟子入り。実は師のほうから「どうかぼくのお弟子になってください」と言われ、師についていく気持ちが固まりました。
三浦 弥生さん
都道府県青森県 年代40代 業種ペット
大切なペットとの別れを手助けする訪問火葬
実の父と義理の父を続けて亡くし、儀式的な通夜や葬儀より火葬の大切さを感じていた時、今度は飼っている犬猫を相次いで亡くしました。すぐに火葬したいと思ったのですが行政の火葬は順番待ちでなかなか空きが出ず途方に暮れてしまいました。ペットも家族同様に火葬したいと考えている飼い主さんがほかにもいるだろう、そういう方々のお役に立てる仕事がしたいと開業を考えました。
山田 慶子さん
都道府県大阪府 年代30代 業種住居
シックハウスを作らない設計事務所を目指す
自分の子どもがアレルギー体質で同様の悩みを持つ親御さんから、住まいに関する様々な相談を聞きました。建築士の立場から調べてみると、自然素材をうたい文句にしている企業からは納得のいける回答が得られませんでした。これほど悩んでいる人が多いなら自分でやってみよう、自分の子どもだけでなく皆さんにも貢献できればいいなという思いから起業しました。
金城 祐子さん
都道府県沖縄県 年代30代 業種食品製造
ラム酒の製造・販売
ラム酒の原料がサトウキビである、ということを友人のBARで初めて知ったとき、「沖縄にはたくさんサトウキビがあるのに、何故、沖縄でラム酒が造られていないんだろう?」と思い、「泡盛はタイ米、インディカ米を輸入して造られているが、ラム酒なら、輸入に頼らず、地元のサトウキビで造ることができるので、沖縄らしいお酒になるのでは?」という発想から。
伊藤 由美さん
都道府県福島県 年代40代 業種国際交流
多言語にわたる翻訳・通訳・語学教育サービス
OLや自治体職員、非常勤講師などをして20年近く働いてきたことから気づいた自分の性格は、「いわれた仕事をするのが嫌い」ということでした。また、常に現状に満足できず、「やりたい仕事はだれも与えてくれないので自分で創り出すしかない。キャリアを生かした仕事がしたい」と思っていました。40歳を目前に漠然とした焦りもあったように思います。
柳田 節子さん
都道府県東京都 年代30代 業種福祉
言語障害・発達障害の子どもと親のサポート
サークルの時期、NHKの取材を受けたときの記者の言葉「じゃあ、10年前と問題点は何ら変わることはないんですね」を聞いて、それまでの価値観が変わりました。自分は単なるルーチンワークをこなしていただけだったんだという思いにとらわれ、「変わらない問題点」を解消すべく行動したかった。現状を打破するには社会的な基盤が必要だと思いました。
坂東 未来さん
都道府県香川県 年代20代 業種雑貨
自然素材のみを活用した石けん等の製造・販売
実家で栽培している「藍」に染料以外での用途で新たなマーケットを作ることができれば、田舎の休耕田の新たな活用法を見出すことにもなり、地域活性化の一役を担うことが可能と考えました。
また、夫婦で体験してきた肌への深い悩みとその解決方法を踏まえて、同じ悩みを持っている人たちに正しい情報を広めることも大事な役目と考えました。
桜井 寿美さん
都道府県京都府 年代30代 業種健康
足と靴のカウンセリング・インソール製造販売
自分自身、会社勤めしているときに足にトラブル(外反母趾、タコ、ウオノメ)を抱えていましたが、その悩みを解決してくれるところが当時ありませんでした。その後、たまたま手にした本でドイツに足のトラブルを総合的にケアするという職業があることを知り、自分自身の経験からも日本にもこのような仕事が必要であると感じました。
宇野 淳子さん
都道府県広島県 年代40代 業種雑貨
草木染工房&茶房
当時、女性の雇用条件は悪く、母子家庭で二人の子どもを育てあげるだけの収入を得る場所は少ない環境でした。与えられる場所がないならば自分でそれを生み出すしかないと思った時、起業という方法を思いつきました。起業して成功するという保障はありませんが、自分の力でやれるだけやって収入が足りなければ、納得できますから。
高原 真由美さん
都道府県大阪府 年代40代 業種コンサルタント
ライフオーガナイザー資格制度を創設
夫が交通事故に遭い、約2年間の自宅療養を余儀なくされたことで、人間いつ何がおこるかわからない、一度きりの人生、後悔しないように思いどおりに生きてみたい、という思いが強くなったことです。また会社に依存せず、仕事もプライベートも自分でコントロールできる生活をしていきたいと思うようになったためです。
日野 佳恵子さん
都道府県広島県 年代20代 業種広報・調査
主婦のチカラをプロデュース
結婚、出産後に就職した広告代理店で、女性層をターゲットにしたクライアントを担当していました。男性中心に、机上の思考で企画をしていることに疑問を持ち、女性向けの企画を女性の力で立案できる会社を創りたいと創業しました。なかでも主婦層を得意とする会社は少ないので、主婦の声を集める会社を始めました。
栗山 靖子さん
都道府県新潟県 年代40代 業種イベント
イベントの司会・演出・総合プロデュース
将来ずっと続けられる地域に役立つ仕事を作り出したかったからです。
村上市の社会教育課の中で、講演会やイベントの企画を多く担当していたことや、講師の人選、司会者の紹介も以前に新潟放送報道部にいたときの人脈が役に立ったこともあり、元アナウンサーと私の企画で仕事ができるのではないかと考えました。
藤原 たか子さん
都道府県兵庫県 年代50代 業種食品製造
工夫の巻きずしで町おこし
昔から料理が好きで、生活研究グループに入り活動をしていく中で、八千代の特産品を作りたいという思いが強くなってきました。
農協跡地、保育所跡地が改修され、「マイスター工房八千代」が竣工。生活研究グループや「コープふるさと村やちよ」の厨房を任されていた実績が認められ、施設の運営を任されました。
山田 有希子さん
都道府県大阪府 年代40代 業種健康
オーダーメイドサプリメントの販売・企画
セルフで薬を購入するドラッグストアが増え、間違った情報や思い込みの考えの人が増えたと感じました。健康食品を高額で買わされたり、薬を常用し過ぎる人などを正しい方向にアドバイスできる場所が必要だと思い、薬や体のことを詳しい薬剤師がカウンセリングするサプリメントショップを開こうと思いました。
市原 慶子さん
都道府県岐阜県 年代30代 業種アパレル
美濃和紙で作るウエディングドレス
2つの夢の実現に向けて起業しました。その夢のひとつは、私たちの仕事を媒体に、新しいタイプのネットワークを作りハンディーがあっても積極的に生きられる社会作りに寄与できるように。もうひとつは、1300年の伝統ある美濃紙をさらに発展させ現代ニーズに合った和紙にデザインすることです。
小松 令以子さん
都道府県東京都 年代30代 業種美容
親子のためのスキンケア商品の開発・製造・販売
もともと、某企業で化粧品や医薬部外品の企画開発などをしていました。子どもがアトピーになったのをきっかけに、低刺激の石けんを共同で開発し、臨床試験で効果が認められましたが、大規模な販路に繋がらないという理由でお蔵入りに。この石けんを世に出したいという思いから起業しました。
竹下 さくらさん
都道府県東京都 年代30代 業種士業
人生設計を手伝うファイナンシャル・プランナー
子どもの出産を機に、家族の時間を大切にした仕事の仕方に切り替えたいと考えました。総合職で夜遅くまで働く日々が続き、このままの生活を子どもが生まれた後も続けるのは難しいと判断。育児休暇もとりにくい環境であったため、思い切って会社を辞め、FP業を始めることを決意しました。
那須 信子さん
都道府県滋賀県 年代20代 業種環境
障害者就労、環境問題など地域課題の解決に挑戦
自分が母子家庭になってしまったことで、働く母親の大変さを知ったことと、社団法人滋賀県社会就労事業振興センターに勤務していたときに、障害者の賃金の実態を知り、社会的弱者が自立するためには、既存の行政支援だけでなく、いままでにない民間経済との融合が必要だと思えました。
中村 里実さん
都道府県東京都 年代40代 業種士業
中小企業の健全な経営をサポートするために
税理士資格取得後の勤務先が公認会計士事務所でした。顧問先が外資系の大手企業ばかりで、基本業務が記帳代行という毎日のなかで、「すでに社内に専門家がいる大手よりも、本当に税理士としての知識が必要なのは中小企業なのではないか」という思いから、独立を決心しました。
野田 亜友弓さん
都道府県愛知県 年代20代 業種Webサイト
ホームページ制作・マーケティングリサーチ
信念や目標があったわけではありません。バックボーンがない状態で仕事をして、徐々に認められるという過程に興味があったからです。また、女性が長く働きやすい場を作っていきたいと思っていました。ちょうどホームページの制作ができたので、それで起業しました。
神谷 雅子さん
都道府県京都府 年代40代 業種イベント
映画館の運営、イベント企画・プロデュース
支配人を勤めていた映画館「京都朝日シネマ」が閉館になったことです。日本映画発祥の地である京都の映画文化の灯を絶やしてはいけない、という想いもありました。閉館を惜しむファン7000名以上から続投を望む署名が届いたことも背中を押されました。
田澤 由利さん
都道府県北海道 年代30代 業種人材
働き続けたいという要望に応えるネットオフィス
結婚・出産・育児・介護などを理由に、会社を退職、勤務時代に培った経験や能力を生かしたいと思う女性が周囲にたくさんいました。自分も同様の経験をしたのでインターネットを使って、場所にも時間にも縛られない会社を作りたいと思いました。
陣内 恭子さん
都道府県福岡県 年代30代 業種教育
子どもの金銭教育
保険会社の営業活動にプラスになればいいと思い週末を利用して養成講座に通い取得した資格がファイナンシャルプランナーでした。この講座の受講中、買い手の気持ちで仕事ができるすばらしさ、将来性を感じ、気持ちだけで退職、創業しました。
山田 利恵子さん
都道府県富山県 年代40代 業種デザイン・編集
筆文字デザイン・デザインアートプロデュース
子どもが小学生の時に書道教室を10年間以上主宰していました。「子どもの手が離れた時には、文字を生かしながら私の大好きな趣味(インテリア)に関わる仕事をしよう」と決心していたので、その時期が来た、ということで起業しました。
若林 ふみ子さん
都道府県栃木県 年代40代 業種飲食・料理
農家の女性がつくった里山のレストラン
20年ほど前からドライフラワーを生産・販売していて、ハーブを扱っていたので、ハーブを食に活かせないかと思ったのがきっかけです。都会の人に本当の野菜のおいしさと、田舎の心地よさを感じてほしいという思いでした。
明石 春枝さん
都道府県兵庫県 年代40代 業種美容
安心、快適なオーダーメイドウィッグサロン
口コミや紹介販売の難しいと言われているオーダーウィッグを適正な価格で本当に困っているお客さんに提供したいと考えました。今後も増えるであろうニーズに誠実に対応できる仕事をしたいと考えて起業しました。
小谷野 公代さん
都道府県東京都 年代30代 業種育児
お母さんを応援したい・ベビーシッター会社
自分の子どもを預けるところも日本にはなかったから自分でやろうと思いました。また、海外で得た子育て経験から、日本の母親が生き生きと子育てできるようサポートしたいと考えたことがきっかけです。
山根 多恵さん
都道府県島根県 年代20代 業種旅行
旅館経営をベースに地域を活性化
老舗旅館「吉田屋」さんが、後継者を探していることを聞き、お会いして決断しました。
旅館業をベースに、過疎化高齢化が進む地域で、何ができるか挑戦してみようと思いました。
白井 幸子さん
都道府県東京都 年代50代 業種食品製造
ミルク酵母パンの製造・販売
ポストハーベストの農薬の心配無い小麦粉、素材をつかった安全で良質なしかもヨーロッパの最高級のパンと肩をならべられるパンを作りたいとかねがね思っていたから。
小野 敬子さん
都道府県青森県 年代50代 業種農林・水産
玄米せんべいで食の大切さを訴える
食や環境について勉強するうちに、農と食に関わることをしたくなりました。
農産物を自分でつくるのは難しいですが、加工販売なら、なんとかできると思いました。
新居 洋子さん
都道府県徳島県 年代40代 業種農林・水産
バイオ苗の研究開発・生産・販売
夫が個人事業としておこなっていたバイオ苗生産の仕事を、規模拡大することになり、バイオの研究と経営は自分が、営業と育種は夫が、と分担することになりました
園田 正世さん
都道府県静岡県 年代30代 業種育児
スリング、育児用品の製造・販売
ベビー用スリングを購入、使用し、使い勝手が良かったので他の方々にもこの商品を教えてあげたいと思ったことから。
大谷 ゆみこ さん
都道府県山形県 年代20代 業種飲食・料理
いのちと食べ物の本当の関係を伝える
就職して組織の中で仕事するのは向かない、また、満足できないことがわかったからです。
福島 幸江さん
都道府県東京都 年代30代 業種心理・医療
医療子育て相談・代替医療
第1子の出産、育児につまづき、苦労したこと。
0 件のコメント:
コメントを投稿